これまでの実績

いつでも必要な時に移植できるように皮膚を保管し、
提供が必要な時にすぐに対応できるように設立されました。

スキンバンクの歴史

1991年10月“杏林大学救命救急センター、日本医科大学にスキンバンクシステムを導入”
1993年  5月近畿スキンバンク設立
1994年  3月東京スキンバンクネットワーク設立(13施設)
2001年  3月“参加施設が東京近郊から関東近郊(千葉、山梨)へと広がり31施設となる”
2003年  6月北海道、東北、九州地域からの参加があり42施設となる
2004年  6月“合計53施設となる設立後10年経過し、参加施設も全国的に拡大、 また近畿スキンバンクとの統合により名称を日本スキンバンクネットワークへ改名
2006年  6月東京都へ特定非営利活動法人設立認証申請提出
2006年  6月参加施設55施設となる
2006年10月特定非営利活動法人日本スキンバンクネットワーク設立
2009年  2月参加施設70施設となる
2009年  3月NPO法人から一般社団法人日本スキンバンクネットワークとなる
2015年  6月活動一時休止
2016年  8月供給活動再開
2016年10月一部地域にて採皮活動再開
2017年  6月参加施設80施設となる
2019年  6月参加施設82施設となる
2022年  6月参加施設80施設となる

 

救命効果について

重症熱傷患者治療の救命的手段として皮膚移植は欠かせない治療法です。しかし、広範囲熱傷では患者自身の皮膚で熱傷創面を覆いきれないため、ヒトの屍体皮膚で創を覆う方法が治療上極めて有効で、これを凍結同種皮膚移植(アログラフト)と呼んでいます。したがってこのような死体皮膚を冷凍保存し必要に応じすぐ熱傷患者に使えるようにしておくことが極めて大切で、これをスキンバンクと呼びます。米国ではおおよそ50の施設がお互いに冷凍皮膚を融通しあう、いわゆるスキンバンクネットワークが創られ熱傷患者治療上大変役に立っています。

 

日本スキンバンクネットワークの前身である『東京スキンバンクネットワーク』は東京近郊の広範囲熱傷患者の治療をよく行なう施設の中で、まず東京都熱傷協議会に参加している各施設間での同種皮膚相互貸借を可能にし、広範囲熱傷患者の救命率向上を図ることを目的に設立されました。

 

平成6年3月の設立以来、平成15年12月末日までに186名の皮膚提供者(ドナー)があり、貴重な皮膚の御提供を頂きました。このほとんどが広範囲重症熱傷患者の方々ののべ409回にわたる皮膚移植術に使わせて頂き、生存率が30%に満たなかった広範囲重症熱傷患者の予後を2倍近い62%に上げることができました。御提供頂いた皮膚がいかに広範囲重症熱傷患者の命を救う上で大切であるかをご理解いただけるかと思います。

スキンバンクの実績

提供者数と植皮人数の比較

保存単位数、移植単位数は2002年まで採皮枚数の記録が記載されてる(植皮単位不明の為)

94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
提供者数 18 11 9 18 18 20 19 25 21 27 28 33 33 29 40 33 35 21 24 14 13 6 1 8 9 11 3 5
植皮人数 15 16 11 15 16 29 29 39 44 45 43 52 46 73 63 69 55 53 44 40 44 19 5 7 16 22 13 13

保存単位と植皮単位の比較

保存単位数、移植単位数は2002年まで採皮枚数の記録が記載されてる(植皮単位不明の為)

94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
保存単位 539 752 877 1074 1600 1361 1294.60 1237 1380.25 1225.10 1056.55 1743.75 1335.10 1693.55 997.05 1012.10 419.60 514.80 224.10 34.05 422.95 362.35 420.95 103.80 278.60
植皮単位 224 405 342 886 772 1122 1792 790.8 973.3 904.95 1021.5 1290.9 1415.05 1409.85 1081.55 1160.85 890.4 1002.9 842.45 325 71.7 148.4 230.2 584.6 190.45 236.05